越上山(566m)~顔振峠
-ogamiyama~kaoburitoge-
2013/05/12(日)晴れ時々曇り  
年2回行われる同期会春の山行は、奥武蔵の越上山(おがみやま)から顔振峠(かおぶりとうげ)になった。今回も17名参加と出席率は高い。 
奥武蔵はなかなか訪れる機会がなく、今回行くコースも初めて歩くので楽しみだ。  
  行 程 
八王子 7:34
東吾野 8:43~9:00
ユガテ 9:40~50
越上山 11:40~50
諏訪神社 12:05~15
顔振峠 12:25
展望台 12:30~45
顔振茶屋  13:00~15:45 
吾野  16:50~56発 
 八王子 18:21 
メンバー: 同期会17名(男性8・女性9)参加
8期同期会春の山行
元気な面々が、東吾野駅に集合した。
今回もIさん手作りのウグイスアンパンを頂く。やさしい甘さで、とても美味しかった。皆、出発前に早速腹ごしらえする。 
瑞々しい新緑がまぶしい。  東吾野駅 新緑まぶしい
  今日は夏日になるそうで、朝から強い日差しが降り注ぐ、暑くなりそうだ。   
舗装路から、杉林の登山道へ入ると冷っとして涼しい。  
他のハイカーはほとんどいないので、大人数だがぞろぞろと歩く。 
 登山道をユガテへ    ユガテ休憩所
    ユガテ
40分程登るとユガテに着く。数軒の民家と畑があり、童話の世界のようにのどかな風景だ。  
きれいなトイレもあり、中休止。 
シロバナタツナミソウを初めて見た。 
ユガテ   シロバナタツナミソウ(photo by y)  
ユガテとは変わった名前だが、『湯ヶ天』と書き、昔は天に吹き上げるほど豊かに湯が沸く村だったという。 
3月に実踏に来た幹事さん達が、「花が咲き揃いとても美しかった 。今度初春に来るといい。」と言っていた。 
今日はのんびりハイキングかと思っていたが、結構アップダウンもあり、変化に富んでいる。時々林道を越える。     
陽射しを遮る樹林帯が多いが、木々の合間から奥多摩方面がよく見える所があった。順番に覗いてみる。 
   杉林の尾根道 奥多摩方面展望地 
鉄塔の下をくぐり、木の根がはびこる急坂を登る。 
一本杉峠の分岐では、MBKを傍らに休んでいる人がいた。最近どこに行っても本当に多い。 
    岩がちな道を越上山(おがみ山)へ向けて登る。
フモトスミレの群落があったが、もうほとんど咲き終わりだった。 
山頂手前に秩父の街並みの眺めのよい場所がある。 
フモトスミレ咲き終わり   岩場  
  岩場を乗り越えると、狭い越上山頂だ。信仰の山として崇められているそうだ。    
諏訪神社へと下る。トイレもあるので休憩を取る。階段を登り鳥居をくぐって、顔振峠へ向かう。 
 越上山全員集合(photo by u)   諏訪神社
花は少ないが、ヤマツツジはあちこちで見られた。新緑と瑞々しい赤の対比は清々しい。     
真っ白なウツギも見頃。あじさいのような花はコガクウツギだそうだ。林床にはシャガが埋め尽くす。 
   ヤマツツジ   ウツギ
    足元にたくさん咲いていた薄紫の花は、セリバヒエンソウというそうで、燕が飛ぶ姿に似ているのでその名がついたそうだ。花博士がいるのでいろいろ教えてもらえる。  
 セリバヒエンソウ  コガクウツギ 
茶店で親睦会  
予定通り顔振峠へ着き、ザックを茶店に置き、展望台まで登る。秩父方面の展望がよいところだ。  
予約してあった茶店は、とても展望のよい所で、右の三角は武甲山小持山、大持山とこの間歩いた山並み、奥多摩の山々が見渡せる。武甲山を東側から初めて見た。  
新緑を抜ける風が爽やかに吹き込むお座敷で、賑やかに親睦会。  
  雨乞い塚(展望台)
  冷たいビールに、山の幸、揚げ餅、蕎麦・・・と料理もおいしく大いに盛り上がった。多少の持ち込みは大丈夫とのことで、1.8㍑のワインをを担ぎあげたSさん、ご苦労様でした。(ご馳走様~)  
お店の人もとても感じがよく、店主が顔振峠はこおぶり峠と言われるが、それは西武鉄道が間違って伝えたので、本当はかおぶり峠と言うそうだ。地元の人もこおぶりこうぶりかあぶりなどと呼んでいるようだ。  
 武甲山~大持山(顔振峠より)    
茶店から吾野駅までまだ1時間ほど歩かなくてはいけないのに、だいぶ飲み過ぎの人もいた。吾野駅の最後の急階段を登り、ちょうど来た電車に滑り込んだ。
同期会の仲間は皆元気で、和気あいあいとしている。もう10年になるが、この会がいつまでも続いてほしい。幹事さんはじめ、皆さまお世話になりました。今秋も楽しみにしています。